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【書評】坂の上の雲

ちょっと前に坂の上の雲を読破しました。

MIXIに書評書いたのですが、こちらにも一部加工して転載。

【以下、書評】

感想は、面白く、かつ考えさせられるといったところでしょうか。

この本は社会人になり、若手に数ヶ月単位で計画性のある作業指示を出すようになったころに面白さ、教訓を読み取れるものと思います。

現状を把握する気もない愚者が立てた無謀な作戦のため、有能かつ、献身的な兵士が犬死する様。

無能な人間を母国の専制者が好みで選んだがゆえに戦場で兵士が懸命に戦うも、ちぐはぐな指示が出され、勝てる局面を逃す様。

圧倒的に人数、物資ともに不利であったにもかかわらず敵国の無策、内情につけこみ、弱小国が勝利する過程。

指示をされるだけの立場だと、上の無能を自分の上司と重ねるだけに終わるかもしれません。

しかし、若手に指示をして一定の成果を挙げてもらう立場になると、自分が無策であるとか、現状を見ようとしないことがどれほどの悲劇を生むか。
現場に無用の犠牲を強いたり、現場の努力を無駄にする指揮者になってはいけないという思いが強まります。
また、不利な状態でも策を考え抜くことで活路を見出せるといった一例としても参考になります。

歴史ものとして楽しめる一方、現代の組織に通じる教訓を得られるという意味で実に有意義な作品だと思います。
全8巻を読むのはそれなりに根気を要しますが、オススメです。

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