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【書評】江戸時代はエコ時代

良書とはいえませんが、それなりに楽しめました。星3つ。

【以下、書評】

最終的な主張は「江戸時代の生活様式を見直そう」と言ったところでしょうか?

前半半分ほどは正直、この本ダメだなあ。と思いました。何故かといえば、視野があまりにも狭いと感じさせるため。エコ以外をあまりにも軽視していると感じさせます。

例えば「明治以降、日本は工業化したが、それは間違いで、江戸の生活を維持するべきだった。」らしいことが書かれていますが、そんなことしてたら日本は欧米のどこかしらの植民地になっていて、今の貧困国のようになっていたかもしれません。そういった考慮が一切感じられないのです。

ただ、後半になってから雑学としてはなかなか面白くなってきます。「江戸の金遣いに学ぶ」に入ってからは当時の物価水準や、経済事情が垣間見えてなかなか面白いです。

そして、最後の対談がまた面白いです。養老孟司さんとの対談はなかなかのもので、ここを読む限り、上記で私が指摘したようなことは理解していて、あえて江戸時代のよさを伝えたかったのだろうと思います。前半では江戸の生活様式を続けた場合のデメリットを理解していない、または無視しているように感じさせる文面なのが残念です。

ただ、今となってはその江戸の生活様式には戻れない。その上で、どうすれば良いかの提示があれば良い本になったのではないかと思います。

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